小康状態の市場
- UPDATE
- 2015.07.29
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昨日は世界的な株安が一服し、FOMC前ということもあり小康状態の市場。
今夜のFOMCについては、終了後の記者会見がないということで大きな材料はなしとの見方が一般的。さすがに利上げ時期を匂わせるようなことはないでしょうが、それでも9月利上げがあるならば、含みを持たせるような内容があってもおかしくありません。
明日にはGDPも控えており米国に注目が集まります。
株式の下落に悩まされている中国。
ウクライナ情勢からの経済制裁で疲弊するロシア。
ブラジルも昨日格付けをネガティブに引き下げられ、一時期持て囃されていたBRICsは全滅に近い状態。資源価格の下落と米利上げ観測によるドル資金の引き上げに先行き不透明感が強まっています。
また、BRICsだけではなく、新興国は軒並み景気鈍化しており、商品需要の拡大は難しい局面です。試練の時は続きます。