安定感を欠く市場
- UPDATE
- 2016.02.25
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昨日の市場は米時間に激しく揺れ動きました。
まず米サービス業PMIが49.8と50を割り込み市場予想を大きく下回る結果となったことから急激なリスクオフ。NYダウの下げ幅は一時260ドルを越えた一方、安全資産としての貴金属は急騰。金は一気に1250ドル台に乗せてきました。
しかし、その後発表された米週間在庫統計で、原油在庫は増加したものの、ガソリン在庫が昨年11月以来の減少となったことを受け市場のトレンドが急転換。
原油価格は上昇し、NYダウもプラスに転じました。そして急騰していた貴金属は売られ、時間外での下落も含めれば前日とほぼ同じ値位置におさまっています。
市場は明らかに安定感を欠いており、上へ下へと大きく動きます。期待されていたG20も協調的な動きは困難との見方が強まっており、当分ジェットとコースターのような相場が続きそうです。