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ギリシャ国民投票を受け、対応を協議するために開催されたユーロ圏首脳会議。

チプラス首相は支援延長とヘアカットを要求しましたが、債権者側が求めていた構造改革案はこの日示されなかった為、改めてギリシャ政府に9日までに提出することを要請したとの事。そして、提出された新たな構造改革案を12日にユーロ圏首脳会議を開き検討するという流れ。

この日結論は出なかったものの、ＥＵ・ギリシャ共に歩み寄りの姿勢は見せており、これ以上の危機拡大は両者共に望まないというところでは一致。ただ、これで一安心と行かないのが欧州情勢。12日ギリギリまで揉めると思われます。

一方、株安に歯止めをかけるべく当局が積極的に動いている中国ですが、当局の思惑通りにはならず株価の下落が止まりません。

資源価格に大きな影響力を持つ中国経済の変調を受け、商品相場は全面安。

貴金属も商品相場の大崩れに伴い大幅安となっています。金は一時1150ドル割れ。プラチナは1020ドル割れ。銀も15ドル割れ。軒並み安値更新です。

雰囲気は非常に悪いです。