原油相場への懸念
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- 2017.06.21
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タカ派的FOMCを織り込む動きが続いています。
昨日注目すべき動きとしては原油の下落。産油国による5月の協調減産合意で需給バランスが改善するとの見方から50ドル台まで回復していた原油相場ですが、気が付けば足元は42ドル台と約7か月ぶりの低水準。協調減産の足並みが乱れ始め供給量は増加傾向にあり、一方で需要も高まらないという現状では先行きも厳しそう。
原油相場は商品相場全体に対する影響が大きいだけでなく、懸念されているインフレに及ぼす影響も大。今後の動きが注目されます。
原油相場の下落が市場全体の重しになり、NYダウも下落。総じて低調な相場となっています。
ドル高も徐々に進み、貴金属は続落。金は1250ドルが天井で、1240ドルの下値抵抗線との狭いレンジでの攻防。1240ドルを抜ければ一段安必至の状況です。