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週末の米雇用統計の余韻が残る中、日曜日（9/3）に北朝鮮が核実験を強行。

約1年ぶりとなる通算6回目の核実験は、北朝鮮によるとＩＣＢＭ搭載用の水素爆弾との事。米国をはじめとした国際社会は非難の声を強めていますが馬耳東風でしょう。

9/9の建国記念日が要注意とされていた中、早々と核実験を行ってきた北朝鮮。パキスタンなど他国の例を見ると、続けざまに核実験が行われるケースもあり、またグアムへのミサイル発射もあり得るという状況。

米国が示していたレッドラインは明らかに越えてきたと思われますが、攻撃に出れば日韓だけでなく米国領にも被害が出る可能性が強まっている中、米国が大きな犠牲を覚悟で軍事行動に出られるかどうかは非常に難しい問題です。

市場は北朝鮮リスクを受け、リスク回避のドル安円高。

安全資産として貴金属はさらに一段高。

地政学的リスクは賞味期限も短いものですが、少なくとも9/9までは緊張は高止まりになりそうです。