北朝鮮情勢
- UPDATE
- 2017.09.05
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昨日は北朝鮮核実験を受けてリスク回避一色となった市場。
そして、核実験だけにとどまらず北朝鮮はICBMの発射準備に入っており、建国記念日である9/9前後に実行される可能性が高いとの報道。これまでの高角ではなく通常角度で発射すると見られており、グアム攻撃の現実味が増すこととなります。
米国は脅威を増す北朝鮮に対し、国連安保理を通じて石油禁輸を含む強力な制裁を求めていく方針ですが、どこまで中国とロシアの協力を得ることが出来るかは不透明。手詰まり感が強まっています。
市場はリスク回避に動いていますが、ドル・為替・貴金属共に初動の動きだけで比較的落ち着いています。
値動きが落ち着いていたのは米国がレイバーデーにて休場だったことも要因。しかし、レイバーデーを終えると夏休みを終えたトレーダーが市場に復帰し、本格的な流れが出始めるタイミング。今夜からの米国市場の動きに変化が出るのか注目です。