北朝鮮「宣戦布告」とみなす
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- 2017.09.26
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昨日、李容浩 北朝鮮外相が、「トランプ大統領は北朝鮮に宣戦布告をおこなった。北朝鮮は米国の爆撃機撃墜を含め、あらゆる対抗手段を講じる権利がある。」と発言。
この発言をホワイトハウスは一蹴しており、従来の激しい言葉の応酬とも取れますが、「宣戦布告」の言葉はさすがにインパクトがあり市場も反応。
VIX指数(恐怖指数)も約2週間ぶりとなる水準まで上昇し、市場はリスク回避。
ドルは下げていませんが、下落していた貴金属は安全資産として買い戻され、金は1300ドルを越えて1310ドル付近まで急騰しています。一方で、国内価格をサポートしていた為替は大きく円高に動いています。
北朝鮮情勢の緊迫感が増す中でも、市場の関心は米金融政策。本日はイエレンFRB議長講演が予定されています。年内利上げについてのヒントが出てくるか注目です。