動意付いてきた相場
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- 2012.10.05
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注目されていたECB理事会は、政策金利は据え置かれその他も進展はなし。
しかし、ECB理事会後の会見でドラギ総裁がスペインの財政再建への取り組みを評価し、条件が整えば効果的な支援措置をする準備は出来ていると発言したことで市場はリスクオン。
その後米国で公開されたFOMC議事録は材料なし。
更にシリアとトルコの軍事的衝突が緊張を増していることで原油が高騰し、商品価格を押し上げました。
為替ではドル安ユーロ高が進み、貴金属も急騰。
金は1800ドルを試す展開になっています。今夜の米雇用統計次第では1800ドルを越えてくるかもしれません。天井となっている1800ドルを越えればそこからの上値は軽いでしょう。
金以外でもプラチナが一気に1700ドルを越えてきて、現在の金との価格差は約70ドル。南アフリカ鉱山問題は広がりを見せており、実にプラチナらしい激しい値動きです。ただし、急落するスピードも非常に速いため、注意が必要です。
銀は35ドル台。GSRは51.1。
相場が動意づいてきました。来週は中国が市場に復帰します。このまま勢いに乗って高値の秋となるのでしょうか?