前日の巻き戻し相場
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- 2017.06.29
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前日ドラギECB総裁が出口戦略への転換を匂わせる発言をしましたが、昨日はECB関係者が市場はドラギ総裁発言を誤認しているとの報道。
前日のドラギ総裁発言から急騰していたユーロは、関係者による打ち消しを受け急落に転じました。
一方で、前日急落していたドルには買戻しが入り、米長期金利は上昇。NYダウも反転上昇しています。前日の動きに対する巻き戻し相場ですね。
貴金属にとっては悪材料が揃いましたが、前日の上昇が限定的だったことも下落することなく横ばい。金は依然綱引き状態ですが、銀に底打ち感が見えてきたことは光明です。
ただ、全体的に方向性はなく、月末・四半期末要因も絡み落ち着かない相場がつづきます。