再び米大統領選が混迷 貴金属は急騰
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- 2016.11.02
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昨日行われた日銀金融政策決定会合は予想通りの現状維持でノーインパクト。
相場を揺るがしたのはFOMC声明を翌日に控えた米国でした。震源は利上げ問題ではなく大勢が決したと思われていた大統領選の行方。ワシントンポストとABCテレビによる世論調査でトランプ氏の支持率がヒラリー氏を1ポイント上回りました。
ヒラリー氏のメール問題を発端に、再び大統領選の混迷が増してきたことを市場は嫌気しリスク回避へ。
貴金属は安全資産として買われ急騰。同日発表された中国製造業PMIが市場予想以上の改善となったことも買いに拍車をかけ、金は一時1290ドルを上抜けています。
最終的にはヒラリー・クリントン氏の勝利に終わるでしょうが、史上最低の大統領候補ともいわれるトランプ氏相手にこの泥仕合…。早くも就任後の運営が不安になりますね。