再び底値探り
- UPDATE
- 2013.11.19
- GATEGORY
- OTHER
イエレン次期FRB議長のハト派的発言から早期緩和縮小観測が後退し、ダウはついに1万6000ドルを突破。バブル的な株高に懸念も示される高値水準です。
一方で、上値の重い貴金属。金は1300ドルへの戻りを試すどころか底値を模索する急落となっています。
昨日はダドリー・NY地区連銀総裁が、「成長拡大に伴い、労働市場の状況が大幅に改善し、インフレ率もべFOMCの目標水準へ徐々に上昇していくと予想している」と発言。ハト派であるダドリー総裁の発言であるだけに、貴金属市場はダメージを受けました。
金は1250ドル、プラチナは1400ドル、銀は20ドルとそれぞれ節目となる価格を試す展開。もし防衛線を下抜けることがあれば、テクニカル的な売りが舞い込むでしょう。期待すべき中国も安値慣れし、現状の価格ではさほど動かなくなっており、思わぬ安値となることも予想されます。