再びリスクオフへの転換
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- 2014.10.23
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米国で9月消費者物価指数(CPI)が発表され、+0.1%と市場予想0%を上回る改善。
わずかではあっても改善傾向となったことで行き過ぎた米利上げ時期後退観測も是正。
また、量的緩和期待が高まっている欧州で、ECBの銀行ストレステストで少なくとも11行が失格になったとの報道があり、これに対しECBは26日の公表前の情報についてはすべて憶測に基づくものであると警告。
さらにイスラム国への空爆参加を表明したばかりのカナダで、国会議事堂内での銃乱射事件が発生。
前日からのリスクオンに相次いで冷や水がかけられ、結果として米株式は下落し、前日大きく上げていた貴金属も下落と全面安の展開となっています。
目まぐるしく移り変わり、振れ幅も大きくなっている市場。何かの前兆でしょうか?