再びドル高
- UPDATE
- 2014.09.29
- GATEGORY
- OTHER
金曜日に発表された米4-6月期GDP確報値が+4.6%と改定値+4.2%から上方修正。
勢いのある米景気回復が改めて確認されたことでドルは一段高。
前日大幅下落となっていた米株は反騰しましたが、ドル高に押された貴金属は下落。急落に対する自律反発さえ覚束ない弱い相場となっています。
金は1210ドル、プラチナは1300ドル、銀は17.5ドルというラインを行ったり来たりの状態。底値を固めている印象はなく、逆に下げのエネルギーが溜まっているような不穏な空気感を感じますね。
追加緩和が噂される日欧に対し、一人勝ちの米国。唯一対抗馬となり得る中国も不透明感が強くなっています。いっそのこともう一段の大きな下落で下髭を付けてもらうほうが貴金属の立ち直りは早そうです。
9月は明日で終わり。月末、四半期末が重なりポジション整理は大きなものとなりました。
月が替わっても今週はECB理事会と米雇用統計があるイベントウィークの為、相場は落ち着きそうにありません。