円安調整
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- 2013.02.09
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週末の市場は軟調。
為替では昨日、麻生財務相が衆議院予算員会で「我々の意図しないぐらいに78~79円だったのが、いきなり90円になった」と述べたことをきっかけに円買いが進み、終値92.75円まで円安が調整されました。このところの急激な円安に対しての調整は当然。円安への振れ幅が大きかった分、揺れ戻しも大きくなるのは仕方ないところです。
また、先日任期を前倒しすると発表した白川日銀総裁の後任を巡る動きに不透明感が出てきたことも影響しています。後任人事も前倒しされるとのことで、来週はこの問題が焦点となりそうです。安部首相の意をくむ人事となるかどうか注目です。
ドル建て貴金属価格は欧州のきな臭さとドラギECB総裁のユーロ高牽制を受けて上値が重い状態。米国より欧州問題が市場を左右しそうです。