円安効果で上昇
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- 2012.12.27
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安部政権が発足。
金融緩和イケイケの麻生財務相誕生で円安がさらに進行しています。
現在円は85円後半で推移し、86円も視野に入ってきました。急激な円安に対しての調整が心配されるところですが、来月の日銀政策決定会合でインフレ目標2%が導入される見込みとなっており、そこまでは材料出尽くし感もなく円安の流れは続くと思われます。
米国では昨日よりクリスマスから復帰し、市場は開いていますが閑散とした相場。本日より財政の崖の協議が再開されるということで動きが出てくるでしょう。
ドル建て価格は張り付いていますが、円安効果で国内貴金属価格は再び上昇基調。金やプラチナは急落前の水準近くまで戻してきました。銀だけは出遅れています。
円は独歩安になっているのでドル建て価格さえ回復すればもう一段の急騰が期待できる局面となりました。
多くの地金商は本日のまでの営業となります。次の取引は7日(月)から。
年末年始の間も海外のマーケットは動いています。昨年はこの薄商いの時期に急落という事態になりました。今年は財政の崖の進展次第でしょう。
出来れば上昇からのスタートとなってもらいたいものです。