円安とドル建て価格下落の綱引き
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- 2013.05.11
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為替は101円まで一段の円安がすすんでいます。
しかし、円安を後押しするドル高は貴金属を圧迫。金は一時1418.5ドルまで急落後、終値で1448.1ドルまで戻していますが、金ETF、リースレート共に低下し、下げ圧力は継続中。現物筋の買いも一服しており、何とも上げが見込みにくい状況です。
国内価格は円安とドル建て貴金属価格の下落との綱引き。ともにここからの値動きの余地は少なそうですが…。
一方でNY株は最高値を更新し続けています。米景気回復期待が非常に強いですが、そこまで一直線に成長軌道を描くわけはありません。まだまだ谷あり山ありの展開が繰り広げられるはずです。
暫く為替も含めてボラリティの大きな相場が続きそうです。