相場天気予報MARKET FORECAST

特に大きな材料のなかった週末は、FOMCからのドル高調整の流れが続き市場は全面高。

ドル高一服を受け、ギリシャ問題が燻り続けるユーロも買い戻されています。

米利上げは早ければ6月、遅くても9月という状況に変わりはありませんが、FRBは緩和的なスタンスであり、市場が予想していたより利上げペースが遅くなるとの思惑が先行している状態。少し極端に動き過ぎのような気もしますが…。

貴金属もこのビックウェーブに乗じ急騰。

金は1180ドル台に到達し、1200ドルを目指す動き。結局は今回の下げ局面でも1130ドルあたりの抵抗線が跳ね返しました。ここの底値はなかなかに固そうです。

そして、金以上のパフォーマンスを見せた銀は一気に17ドル台を狙う値動き。他の貴金属に先駆けて動き出すことが多いのが銀です。銀の急伸ぶりを見るに、他の貴金属もまだ上値余地がありそうに見えます。