相場天気予報MARKET FORECAST

3連休明けの市場は全面高スタート。

週末の一服ムードだったところに突然の中国利下げ発表。

成長鈍化を受け入れたとみられていたところに2年4カ月となる利下げ。日銀の追加緩和と同様に、想定外のタイミングでの発表となったことで市場に大きなインパクトを与えました。

そして欧州ではドラギECB総裁が低いインフレを理由に追加緩和を示唆。ECBの中には国債購入に否定的なメンバーもおり、資産買い入れ内容には疑問も多々ありますが、来月の緩和は確定的とも言えます。

欧州緩和期待を受け、市場はさらにリスクオン。

ドル高を維持しながら、中国利下げで貴金属もダレませんでした。円も118円台にあることで国内価格は一段高。国内価格だけを見ると完全に底打ち上昇局面です。

11月も残りわずか。ここから月末月初の各種イベント。2014年はどのような形で締めくくられるのでしょうか？