健全な調整
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- 2014.02.20
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1月FOMC議事録が公開。
注目する内容は以下の通り。
・失業率が目標値6.5%に迫る中、フォワードガイダンスを変更することが近く適切になるとの見解で一致。
・幾人かのメンバーは経済見通しに目立った変化がなければ、継続的な緩和策ペースの減速を支持する。
・利上げ時期については年半ばから年内まで異なる意見がある。
1月FOMCはバーナンキ体制での最後のFOMCであり、結果的にはシャンシャンで花道を飾ったとの事でしたが、実際は荒れていたようですね。
この1月FOMC以降、米国自身の雇用統計を含む経済指標は落ち込んでおり、新興国不安も浮上しました。状況は大きく変化している為、あまりこの議事録は参考にならないともいえます。しかし、緩和縮小ペースの後退観測が高まっていたところに厳しい現実を突き付けられたことで貴金属市場は久々の下落となりました。連騰を続けていた為、売り場を探していた市場にとってはちょうどいいタイミング。ある意味健全な調整といえます。
仕切りなおして上昇できるのか注目です。