値位置を切り上げる金
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- 2017.02.09
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引き続き欧米の政局リスクへの警戒が続く市場。
米利上げも3月は見送り濃厚で、当初見通しの年4回から年3回に早くも減少する可能性大。トランプ政権に対する配慮もあり、FRBはなかなか思い切った動きができなくなっているとの指摘もあります。
株価は未だ堅調ですが、払拭できない不透明感を背景に貴金属は買われる地合いとなっています。金は一時1246.6ドルまで急騰。金ETFは5営業日連続で増加するなど、値位置を確実に切り上げてきています。
今週末は日米首脳会談。思わぬトランプ発言で為替が大きく動くような事態だけは避けてほしいですね。