依然警戒感の強い市場
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- 2012.08.22
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悪材料が続き買い材料はほとんどなく、重苦しい閉塞感からじわじわと下落していた市場でしたが、欧州で久々のグットサプライズ。
ブラートECB専務理事が、ECB政策金利は1.00%を下回ることは可能であるとの考えを示しました。ECBの利下げが示唆されたことを市場は好感し、ユーロは安値から買い戻されています。
また、米経済指数も改善し、中国で追加景気刺激策を打ち出すとの観測が高まっていることも市場を後押ししました。
好材料が並びましたが、結果的に相場は小幅反発に留まっています。依然警戒感は強いですね。欧州サミットには期待が持てませんが、更なる下落は限定的に思われます。