何とか1200ドルキープ
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- 2015.02.24
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昨日はギリシャ支援暫定合意を受け軟調に推移した貴金属。
金は何とか1200ドル台を維持していましたが、欧州時間に入り1200ドルを割り込むとテクニカル的な売りを巻き込み一時1190.6ドルまで下落。しかし、その後23日とされていたギリシャ改革案の提出が24日に延期され、さらに米中古住宅販売件数が予想を下回る結果となった事を受け急回復。終値で1200ドルまで戻しました。
終値で1200ドルをキープできたのは幸いでしたが、決して底堅いとは表現しにくい状況。本日のイエレンFRB議長議会証言を前に、一方的に動きにくかったこともあります。
そのイエレンFRB議長議会証言は、先週公開されたFOMC議事録通りハト派的なものになるか注目されています。しかし、FOMC以降に発表された雇用統計は非常に強い結果となっていることから、タカ派の勢いが増していることも事実。売り込まれ買い材料がない貴金属相場にとって大きなポイントとなります。
また、中国春節祭の大型連休も本日まで、流れは変わるのでしょうか?