今週はFOMC
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- 2017.12.11
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いよいよ今週はFOMC(12~13日)です。
週末発表された米雇用統計も特に問題はなく、つつがなく利上げが決定される予定。
イエレンFRB議長の会見にも注目が集まりますが、来年2月に退任を控える中で、今後の利上げ方針や市場観などをどこまで材料視していいのかも微妙なところ。次期FRB議長のパウエル理事は現体制を引き継ぎ緩やかな利上げを進めると話していましたが、その他のFRBメンバーの入れ替わりも多く、来年以降の米金融政策には不透明感が強い状況です。今回のFOMCで何かヒントは出るのでしょうか?
12月利上げはすで市場に織り込み済みであり、これまでの経験則から言えば利上げ決定をもって材料出尽くしからのドル安へ進んでいくものと考えられます。
ただ、教科書通りに動かないのが今の市場。FOMCでの利上げ以上に、トランプ政権の税制改革の行方が目先の相場を左右するかもしれません。
また、ロシアゲートや北朝鮮情勢、イスラエルのエルサレム首都認定問題など爆弾になり得る懸念材料も未だ多くあり、年内はまだまだ揺れ動きそうな気配濃厚です。