今週は軟調か?
- UPDATE
- 2013.02.12
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このところ値動きが激しい為替。
週末に麻生財務相の発言で92円台まで調整が入っていましたが、昨日はブレイナード財務次官が日本の経済成長支援とデフレ脱却に向けた措置を支持すると発言したことで一転して円安が進み、94.42円と2010年5月以来の高値を更新。
上へ下へとボラリティの大きな為替です。米国は現状程度の円安は許容しているのでしょう。日本としてもあまり急激な円安は望むところではなく、暫くは95円程度が適当という事なのでしょうか?
国内貴金属相場を為替が支えている一方で、ドル建て貴金属相場は軟調が続いています。
週末のG20でG7が政策決定に際し為替相場を目標にしないとの声明発表を検討しているとの報道で、金融緩和が制限されるとの思惑が働き貴金属は大きく売られました。
また、いつもなら安値を拾い相場を支えている中国が春節祭で休場というタイミングであることも下落幅を広げる原因となっています。
金は1650ドルを割り込んでいます。
中国勢が戻ってくる来週まで軟調な相場となりそうな雰囲気です。