相場天気予報MARKET FORECAST

先週は乱高下を繰り返しながらも何とか週ベースではトントンで切り抜けた貴金属。

今週は年内最後のビックイベントであるFOMC（12/17・18）が予定されています。勿論焦点は緩和縮小時期。今回のFOMCで決定されても不思議ではない状況になっています。

いままでの市場の予想では、12月：1月：3月＝1：3：6といった割合でしたが、今月に入っての強い経済指標の流れで予想が、12月：1月：3月＝3：3：4程度に変化してきました。

ほぼないと思われていた12月開始観測が高まり、市場は先週にかけて調整しましたが、12月で決まれば更なる調整は避けられないと思われます。そうなれば最も影響を受けるのは株価でしょう。貴金属は織り込みが早く、既に底値圏にある為、影響は限定的かもしれません？

FOMCが終われば欧米はクリスマスモードにはいります。年内最後の大勝負はどちらに転ぶでしょうか？