今週はイベントウィーク
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- 2018.03.05
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先週は米利上げペースの加速観測とトランプ大統領による輸入関税導入で揺れた市場。
まだ余波が残る中、今週はイベントウィーク。各地で動きがありそうです。
【中国】本日より全人代が開催。3年連続で引き下げてきた経済成長目標を今年は安定性を重視し、6.5%のまま据え置き。そして国家主席の任期制限を撤廃し、習近平氏の長期政権を確実にする構え。
トランプ大統領から輸入関税導入という喧嘩を売られた状況下での全人代。さらに権力が増す習近平国家主席の出方に注目が集まります。
【欧州】8日にECB理事会。ドイツで正式に大連立が樹立し、メルケル首相の続投が確実になりましたが、政局リスクを含め多くの問題を抱える欧州。今回のECB理事会で金融正常化に向けたフォワードガイダンスを変更すると予想されていましたが、一転して見送りになる見込み。ECB内部では激しい意見の対立があるようです。
【日本】9日に日銀金融政策決定会合。先週、黒田日銀総裁が2019年から金融正常化に向けた動きが始まるとの趣旨の発言したことで円高・株安となった日本。発言内容を訂正する動きに出るのでしょうか?
【米国】米国は週末に雇用統計。
市場予想は非農業部門就業者数20.4万人増、平均時給+0.3%。よほどのサプライズがない限り、利上げペース加速観測は高まりそうな雰囲気です。また、それに伴い崩れ始めた米株式市場の動きにも注意が必要でしょう。
トランプ大統領についてはいつどのような不規則発言が飛び出すかわかりませんね。
天気マークの説明
- 1.強基調・上昇
- 2.横ばい・もみ合い
- 3.弱基調・下降
- 4.急騰・急上昇
- 5.急落・急下落
- 6.ジリ高(市況:好調)
- 7.ジリ安(市況:好調)
- 8.ジリ高(市況:低調)
- 9.ジリ安(市況:低調)