今日からのビックイベントは重要
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- 2013.11.07
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昨日はドイツ9月製造業受注が予想を上回る改善となったことで、本日のECB理事会での利下げ観測が後退。下落していたユーロが買い戻されたことでドル高も一服。貴金属も上昇しました。
本日からのビックイベントを前に、米国でピアナルト・クリープランド地区連銀総裁が資産買い入れを継続するに当たり、慎重を期すべきとの見解を示しました。一見タカ派的な内容にも取れますが、注目の買い入れ縮小開始に対しは必要な確信を得ることを望んでいるとしたことで、逆に緩和縮小を開始するだけの強い根拠はないという意味にとれます。つまり量的緩和と異常事態をできるだけ早期に脱したいが、それに値するだけの材料がない。これは従来のFRBのスタンスの通りで、引き続き景気動向を見守るという事でしょう。
こういったことからも本日の米GDP、明日の10月雇用統計は非常に重要なものとなります。