今夜は米雇用統計
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- 2014.05.02
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昨日はメーデーで世界的に薄商い。
貴金属は特にイベントのなかった欧州時間にズルズルと下落。
その後、米新規失業保険申請件数が予想外の増加となったことで下げ幅を狭めましたが、下値探りの展開となっています。
底割れとならなかったのは、米雇用統計を前にした様子見が働いたからでしょう。
今夜の米雇用統計に対して市場は非常に強気。前哨戦のADP雇用統計は22万人増でとなったこともあり、本番の雇用統計の事前予想は21.5万人増。上振れも想定している雰囲気です。予想通りの数字が出れば、貴金属は当然下落。直近安値である1268ドルを下抜け、1200ドル前半まで行く可能性も有ります。
逆に貴金属に対して強気材料はウクライナ情勢くらいでしょうか?勿論、米雇用統計が20万人増に届かなければ、高い期待が倍返しの失望に変わる可能性も有りますが…。
いずれにしろ日本市場は明日から6日までクローズです。相場を忘れ、リフレッシュすることで見えてくるものもあるでしょう。