予想通りの調整局面 金の高値は?
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- 2013.01.24
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米国のリスクオンで貴金属市場は軟調。
週末合意に達していた債務上限の引き上げ法案が下院を無事通過。この問題については3カ月後先延ばししただけですが、一旦は収束。
そして、米企業決算の好結果も受け、NY株式は5年3カ月ぶりの高値となっています。
一方、為替では円が揉みあいを続け方向感のない状態が続いています。
リスク低下によりドル建て貴金属は小幅安。円安も一服で、貴金属相場は予想通りの調整入り。
問題はどこまで調整が進むのかという事ですが、今回の下落は限定的なものであり、さらなる大きな下落はなさそうな雰囲気です。
揉み合いがいつまで続くのかはまだわかりませんが、調整終了後は再び高値を追う展開が予想されます。
金の価格について、本日の日経新聞によると2013年の見通しは平均1804ドルとのこと。世界的な金融緩和の波を受け、現状より上昇することが確実視されています。この1800ドルで仮に為替が90円だった場合、国内金価格は小売価格で約5,500円、買取価格約5,400円となります。ひとつの参考まで…。