中東情勢緊迫
- UPDATE
- 2015.03.27
- GATEGORY
- OTHER
サウジアラビアなど湾岸諸国がイエメン暫定政府の要請に応え、イスラム教シーア派の武装組織「フーシ」に対し空爆を開始。フーシのバックにはイランがあると考えられており、中東全体を巻きこむ事態にも発展する可能性があります。
中東情勢の緊迫を受け地政学的リスクは高まり、原油が急騰したことを切掛けに他の商品相場も引き上げられるという展開となりました。貴金属も急騰し、金は一気に1200ドルを越え1219.5ドルまで上昇。その後、米新規失業保険申請件数が改善したことで上値を削りましたが1200ドル台に乗せたまま7日連騰は達成しました。勢いがある金ですが、ETFは減少に転じてきており、そろそろ調整があっても良い頃です。
地政学的リスクについては、よほど大きな新規材料がない限り初動が最も反応します。過度な期待は禁物です。