中東地政学リスク一服。
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- 2018.04.18
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先週末に行われた米英仏によるシリアへのミサイル攻撃によって俄かに高まった中東地政学リスクは、米露による非難の応酬がされたものの軍事的緊張の拡大の動きは見られず結果的には週明けの相場は一服局面入り。
昨日発表された中国1~3月期GDPは市場の事前予想通り(前年同期比△6.8%)となり、小売・鉱工業指数共に横ばいながらも堅調な結果となった事を受け、昨晩の非鉄相場の値動きもやや落ち着きを取り戻す展開に。
一方の貴金属相場は依然としてリスク回避の流れが根強い中、金相場はやや下落するも足元1340ドル台をキープ。ファンダメンタルズ面でのサポートを受けプラチナ・銀・パラジウム・ロジウム等工業系需要に敏感な銘柄も昨晩は値を戻す展開に。
今週の相場の読みどころはやはり本日から始まった日米首脳会談。米メディアでの取り上げは決して大きくないものの、日米通商問題や極東アジアの地政学リスクに直結してくるだけに会談の行方が非常に気がかりですね。
≪本日の主要経済指標発表予定リスト≫
18日 8:50 日本:3月貿易統計
18日 18:00 ユーロ:3月消費者物価指数
18日 22:15 アメリカ:地区連銀経済報告(ベージュブック)
天気マークの説明
- 1.強基調・上昇
- 2.横ばい・もみ合い
- 3.弱基調・下降
- 4.急騰・急上昇
- 5.急落・急下落
- 6.ジリ高(市況:好調)
- 7.ジリ安(市況:好調)
- 8.ジリ高(市況:低調)
- 9.ジリ安(市況:低調)