中国懸念から商品相場反落
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- 2016.03.09
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昨日発表された2月中国貿易統計は輸出が-25.4%、輸入が-13.8%と予想を上回る大幅減少。中国の景気減速が再び意識されたことで市場はリスクオフとなりました。
安全資産への逃避で貴金属は序盤急騰しましたが、後半にかけて反落。中国の景気減速から商品価格全般が下落した影響を受けることとなりました。また、前日に商品相場が急騰していたことや、本日のECB理事会を前にしての利益確定という意味合いも強いのでしょう。
それでも金は1260ドル台で粘っており、あくまで調整という印象。貴金属価格よりも112円半ばまで円高が進んでいる為替の方が心配ですね。