中国失速懸念で商品全面安
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- 2015.08.04
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財新7月中国製造業PMI改定値が発表され、47.8と2年ぶりの低水準。
1日の中国統計局製造業PMIが予想を下回っていたこともあり、中国の景気鈍化懸念が再燃し上海株式は急落、約3週間ぶりの安値を付けました。
米利上げへの警戒感が強まる中、経済の牽引役として期待がかかる中国が失速傾向ということで、世界的な景気後退も懸念される事態です。
こうなるとまず影響を受けるのが商品相場であり、全面安となっています。貴金属も強い商品安の流れに逆らうことはできず急落。プラチナは底抜けし、現時点で950ドルまできています。それでも安全資産としての役割がある金は、レンジの下限である1080ドル台で粘る動き。
非常に雰囲気の悪くなっている市場。8月は市場参加者も減り、値が飛びやすい環境でもあります。こんな時は「休むも相場」です。