世界的景気不安から貴金属は急騰
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- 2014.12.10
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このところ低調な経済指標が続いていた中国で上海株式が急落。先月の利下げ発表から急騰していた分、下げ幅も大きくなり前日比-5.4%の下落となりました。
前日の日本GDP下方修正もあり、世界的な景気不安が台頭。連動して欧米株も下げるリスクオフの展開となりました。
また、欧州ではギリシャの大統領選挙前倒しが決まり、緊縮財政を巡る混乱が予想されます。
リスクオフの流れを受け「質への逃避」が加速。今回は逃避先として貴金属に多くの資金が流れ込むことになりました。金は約30ドルの急騰で1200ドルから1230ドル台。銀も久々に17ドル台に回帰してきています。それでもGSRは72と高い状態です。
ここまでの貴金属上昇は予想外でした。少し行き過ぎの感はありますが、来週のFOMCまでは強気相場のようです。