世界的な金融緩和へ
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- 2016.02.01
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金曜日に黒田日銀がサプライズ緩和を発表。
内容は量的緩和ではなくマイナイ金利の導入でした。様々な意見がありますが、虎の子の量的緩和は温存でき、更なる追加措置を匂わせることができる状況を作り出せたのは大きな成果です。
市場は予想外のマイナス金利導入で、その効果を測りかねるように右往左往。だだ、最終的に121円台で週末の取引を終えたのは安心材料。概ね好意的に受け入れられたという事でしょう。
一方、米国では10-12月期のGDP速報値が発表され、+0.7%と市場予想+0.9%を下回る弱い結果となりました。
日銀金融緩和でNYダウは上昇したものの、やはり米3月追加利上げの可能性は遠のいているという認識が広がっています。3月のECB追加緩和も含め、世界的な金融緩和はまだまだ続きそうな雰囲気です。
貴金属はリスクオフでも世界的な緩和期待から値崩れを起こすことはありませんでした。国内価格は円安要因で急騰。長い雌伏の時が終わろうとしているのでしょうか?