世界的な株高
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- 2017.10.19
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昨日発表された9月米住宅着工件数は1年振りの低水準となったものの、その後公表されたベージュブックでは米経済が控えめながら緩やかなペースで拡大したとの認識が示されたことからリスクオン継続。
次期FRB議長が現状よりタカ派の人物になる可能性が高いことも踏まえて、米金利の上昇も続いています。
また、中東でISが壊滅状態となり、北朝鮮も危険日とされていた18日は動きなしということで地政学的リスクも大きく後退。
NYダウは史上最高値を更新し、終値でも2万3000ドルを越えてきました。欧州株も全面高となっており、東京株式も連騰を続ける世界的な株のイケイケ状態。今までの低金利政策によるマネーがここにきて株式に集中してきているようです。やはりこの加熱状態を覚ますには利上げという選択肢が取られることになるのでしょうね。
貴金属は安全資産としての魅力後退と金利上昇に押され続落。金は一時1280ドル割れと再び底値を試すような展開に戻りました。
反発の手掛かりが欲しいところです。