世界各国のPMI
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- 2014.06.24
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まず経済指標。昨日は世界各国でPMIが発表されました。
中国HSBC製造業PMIは50.8と予想を上回る改善。節目である50を超えてきました。
欧州で発表された各種PMIは軒並み悪化。
米製造業PMIは57.5と市場予想を上回り2010年5月以来の水準。そして、5月中古住宅販売件数も予想を上回る強い結果となりました。
中国は何とか現状維持を保ち、ゼロ金利を導入した欧州は落ち目。唯一出口戦略に向かっている米国は好調と、はっきり現在地が色分けされる結果となっています。
ちなみに日本は3カ月ぶりの50台回復。
力関係的にもっとドル高に向かっても不思議ではない状況ですが、そこは先週のFOMCが効き、米金融緩和の長期化観測が重しとなっています。また、派手なニュースこそ入っていませんが、イラク情勢の緊張が継続していることも大きいですね。
ウクライナでは親露派が一時停戦を受け入れるとのこと。南アフリカの労使交渉も合意に近づいているという事で白金系には厳しい状況。
先週急騰した金・銀には調整が入らず、高値を保っています。足元を固める段階ですね。