世界中で追加緩和待ち
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- 2012.08.20
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スペイン債務危機が警戒される中、ついにスペイン10国債利回りが危険水域とされていた6%を超える水準に入りました。
ユーロ危機が新たな局面に入ったことでユーロは大きく売られ、一時対ドルで1.3割れを起こし、事態は深刻化しています。
こうした中、本日ドラギECB総裁の講演が予定されています。ECBによる国債買取再開が期待されていますが、蓋を開けてみないとわかりません。もし何も動きがない場合は、失望からもう一段の売りとなるでしょう。
一方、米国では小売売上高とNY連銀製造業景気指数が発表されましたが、結果は強弱別れています。
NYダウは急落からの買い戻しで反騰していますが、市場のリスク回避モードは継続中。
米QE3、中国預金準備率引き下げ、日銀追加緩和、ECB国債買取再開と世界中が追加金融緩和待ち。