不安定な市場でもしぶとい貴金属
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- 2014.12.12
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相変わらず不安定な市場となっています。
昨日発表された米経済指標は、11月小売売上高・新規失業保険申請件数ともに予想を上回る改善となり、前日までの過度なリスク回避が和らぎました。
ドル高となったことで円も119円付近まで一気に戻してくる荒い値動き。
原油も60ドルの節目を一気に割り込んできました。原油の下落についてはOPECが需要見通しを下げたことに続き、サウジが改めて減産を否定したことが響いています。未だ底が見えない状況です。
ドル高・原油安で高値水準にあると思われる貴金属も急落するかと思われましたが小幅下落で持ちこたえています。なかなかしぶとい貴金属。来週のFOMCは利上げに傾くことが予想されますが、既に織り込み済みという事なのでしょうか?