下落パターン
- UPDATE
- 2013.11.20
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10月FOMC議事録公開を前に様子見模様の市場です。
今朝行われたバーナンキFRB議長講演で、債券購入プログラムの開始以来、労働市場の大幅な改善を示したが、指標金利は債券購入終了後も長期間低水準に留まるであろうとの見解を示し、先週のイエレン発言を追認しました。
緩和継続色の強いハト派発言にも貴金属の反応は限定的。貴金属はここ最近の傾向として、強気材料に対する反応は極めて鈍く、逆に弱気材料には過剰に反応するはっきりとした下落パターンに陥っており、これを抜け出すのは容易ではありません。
ここから上昇に転じるには、少なくとも緩和縮小の開始時期を探るような状況から、さっさと緩和縮小を開始して悪材料出尽くしとならない限りは難しいでしょうね。