上方ブレイクの可能性強まる
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- 2015.05.15
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景気回復の減速感が強くなってきた米国。
昨日発表された4月米卸売物価指数(PPI)は前月比-0.4%と市場予想を下回る結果となりました。前日の小売売上高に続く経済指標の悪化で、第2・四半期も米経済は伸び悩むとの観測が強まりを見せ、それに伴い利上げ時期予想も後ずれ。
ドルは下落し、約1カ月ぶりの安値となっています。
ドル安に加え、債券市場も安定していないことから逃避資金が貴金属に流入し、貴金属は三連騰。金は1220ドルを越え、約3カ月ぶりの高値。暫くは大きなイベントも控えていないことから、現状の流れに乗った上方ブレイクの可能性が強まっています。