一服相場
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- 2015.10.09
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中国が国慶節の大型連休から市場復帰。
大型連休明けの上海株式は3%以上の上昇スタートとなりました。
米国では新規失業保険申請件数が発表され、前週から1万3000件減の26万3000件と市場予想27万4000件を下回る改善。サプライズとなった米雇用統計も、失業率が5.1%まで低下している現在、もはや20万人増という目安が誤っており、14万人増程度がニューノーノーマルであるという考え方も台頭しています。
米雇用情勢については、様々な角度から慎重に考える必要があるようです。
貴金属は中国市場が落ち着いていることへの安心感と新規失業保険申請件数の改善による利上げ観測の揺れにより下落。一服相場です。
引け後には9月FOMC議事録が公開され、中国発の経済成長とインフレ率への懸念が利上げ見送りの要因であったことが明らかになっています。伸び悩むインフレ率がクローズアップされることは商品相場にとって重石です。