ロシアゲート
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- 2017.05.18
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トランプ大統領がコミーFBI長官を解任したことに端を発した問題は、昨日新たに2つの疑惑が浮上したことから拡大・大炎上となっています。
まず、2月にトランプ大統領がコミーFBI長官に対し、辞任したフリン前大統領補佐官への捜査をやめるよう圧力をかけていたとの疑惑と、ロシア・ラブロフ外相にイスラエルの機密情報を漏らしたとの疑惑です。
いずれもロシア絡みの疑惑であることから、この問題を「ロシアゲート」と命名。
ロシアゲートはトランプ大統領の弾劾まで発展する可能性もあり、そうなれば経済政策どころの話ではなくなることから市場は大きく動揺。NYダウは372ドル安と、英EU離脱投票以来となる下げ幅を記録しています。
ドルは一段安となり、ドルINDEXも97半ばまで下落。一方で円高も比例して進み、一時110円半ばまで突っ込んだのち現在101円台前半。
貴金属は急激なドル安を受けて金が上し、。260ドル付近まで一気に吹き上げてきました。
さすがにトランプ大統領辞任まで行くとは考えにくいですが、ロシアゲートが長期化し、米株式の下落も止まらないようなら、6月米利上げへの影響も当然考えられる事態です。
本日も大荒れ必至ですね。