レンジ相場
- UPDATE
- 2016.05.17
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週末に発表された中国経済指標の悪化から、アジア時間の貴金属は買い先行。
そして、昨日発表されたNY連銀製造業景況指数が市場を下回ったことを受け貴金属は一段高。金は1290ドルまで急騰しましたが、そこを高値にしてピークアウト。原油価格が今年の最高値を更新したことをきっかけにNYダウが170ドル以上の急伸。市場はリスクオフからオンへ一変しました。
リスクオフを材料に買われていた貴金属は売られ、結局は行って来いの相場。慌ただしい相場となりましたが、終わってみれば横ばいのレンジ相場です。
貴金属は今年に入ってなかなかのパフォーマンスを上げてきましたが、ここにきて足踏み状態。金ETFも買いが積み重なっており、現物も高値で動きが鈍く買手不足の印象。根固めの時期ですが、レンジ相場をブレイクするには大きな材料が必要です。サミットが一つのカギを握りそうです。