レンジブレイクの兆し
- UPDATE
- 2015.04.27
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週末に行われたユーロ圏債務相会合では予想通りギリシャ支援合意に至らず。
内容としてもお互い妥協はなく、しまいには非難合戦というお粗末な結果に。本筋としては債務者であるギリシャがもっと身を切る姿勢を示すべきなのでしょうが、未だに瀬戸際外交に終始している印象です。裏側で交渉が進展している訳でもなさそうで、ずるずると時だけが過ぎて行っています。
たいした材料のない中、ギリシャ情勢への不安感がドルも圧迫。
ドルが抑えられているにもかかわらず、貴金属はなぜか大幅安に振れました。テクニカル的な動きが主導したようですが、なかなかに理解しがたい動きです。金は1175ドルまで下落。最近の1200ドルを挟んだ退屈な相場が動き出しつつあるようです。
国内価格はドル安に対して為替が素直に円高に振れていた為、下落幅が大きくなっています。GWはポジション軽めが基本です。