リスクオン再始動
- UPDATE
- 2017.09.14
- GATEGORY
- OTHER
昨日発表された8月米生産者物価指数(PPI)は前月比+0.2%と市場予想+0.3%は下回ったものの、ガソリンの値上がりや卸売価格の上昇の兆しが見られたという事を市場は好感。また、トランプ大統領が税制改革実現への働きかけを強めていることも市場の期待感を誘いました。
はっきりとした方向性はなく、もみ合っていた市場は米国での好材料をきっかけに、一服状態だったリスクオンが再始動し、終盤から引けにかけてドル・米金利が上昇。
一方で踏ん張っていた貴金属は下落に転じ、金は1320ドル付近まで急落。国内市場を支えている為替は110円半ばまで円安が進んでいます。
北朝鮮による地政学的リスクが抜けた状態では妥当な水準でしょう。今夜の米CPIと来週のFOMCを意識した展開となります。