リスクオンが進み、貴金属は下げ基調
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- 2017.11.30
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昨日発表された第3・四半期米GDP改定値は前期比+3.3%と速報値+3.0%から上方修正。また、同日イエレンFRB議長が議会証言で緩やかな利上げが適正と発言し、改めて12月利上げが意識される展開となりました。
前日も税制改革案の進展期待からリスクオンとなっていましたが、北朝鮮のミサイル発射で一旦様子見となってた市場。一晩経過し、北朝鮮情勢への警戒が緩んできたことで、改めてリスクオンが進みました。
NYダウは100ドル以上の上げとなった一方で、ドルはさほど動いていませんが米金利は上昇。貴金属は改めて売られる展開となり、金は1280ドル前半まで下落しています。
BOX相場から出るような下落とはなっていませんが、先行指標でもある銀が大きく下げてきたのは気になるところ。ここまで粘ってきた貴金属ですが、FOMCまで下げ基調となり、利上げ決定後の上昇という従来のパターン通りの値動きになるのでしょうか?