相場天気予報MARKET FORECAST

特に目新しい材料のない中、リスクオンが継続。

世界的な株高も続き、NYダウは連日の最高値更新となりました。

昨日はカプラン・ダラス連銀総裁が6月の米雇用時計を受け、労働市場の改善が進んでいるとの認識を示しながらも、FRBの現在の金融政策は穏やかな状態にあると、早期利上げに慎重なスタンス。投資家としてみれば日欧は追加緩和が確実視される状況に加え、堅調な経済回復を見せている米国も利上げをしないという千載一遇のラッキータイム到来です。ただ、近いうちに英EU離脱問題の影響は必ずあるので、それまでの急ぎ働き。逃げ遅れないように注意しましょう。

株価続伸という厳しい環境下で、前日大幅下落となった貴金属の動向が心配されましたが、世界的な金余りと、再び来るであろうリスクへの警戒感から自律反発。

為替も104円台で踏ん張っている事もあり、国内貴金属相場も盛り上がってきました。