ポジション調整の動き
- UPDATE
- 2017.04.05
- GATEGORY
- OTHER
ロシア・サンクトペテルブルクでの地下鉄爆破テロの余波からリスク回避が先行していましたが、トランプ大統領がインフラ整備計画の規模が1兆ドルを超える可能性があると発言したことから巻き戻しが入り、終わってみればNYダウは3日ぶりの反発となりました。
トランプ大統領の発言はその実効性が疑われている状況なので影響は限定的。それよりも米中首脳会談前のポジション調整の動きと見るべきでしょう。
貴金属は高値から値を削って引けていますが、地政学的リスクや欧米の政局不安から強い地合いが継続。商品相場全体への影響力のある原油相場が強含んでいるのも追い風です。