ポジション調整
- UPDATE
- 2015.04.14
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特に大きなイベントのない中で発表された中国貿易収支が予想を下回る結果となったことで商品相場は軟調。
中国については低調な経済のテコ入れに追加緩和観測が高まっています。明日発表されるGDP次第でしょうか。
また、週末に米連銀総裁が相次いでタカ派的発言をしたことも市場の警戒感を高めることとなりました。
ラッカー・リッチモンド連銀総裁は最近の経済データの弱さは一時的であり、6月利上開始への指示は変わっていないと発言。ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁も米経済が目標に近づくにつれて低金利維持の根拠は弱まる。FRBは利上げを待ちすぎるリスクを考える必要があると指摘。本日から重要な米経済指標の発表が続くという事もあり、米利上げ観測はやや前倒しにポジション調整。思惑で市場は動きました。
貴金属はドル高一服でも下落。為替も円安一服となった事で国内価格の下落幅は大きくなっています。